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CAFE DU GRACE

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見えないかたち #2

彼女と出会いによって止まっていた針が再び動き出しました。何度かお会いし御茶屋跡のお話をするたび現実的なお話へと進むことに自然と流れていきました。それは御茶屋跡のもつ不思議な力です。第1回目の小林和人氏も同じような光景でした。彼の情熱が無ければ御茶屋跡は動き出すことはできませんでした。什器もない照明もない荒れ放題の屋敷を3日間徹夜で見事にしつらえてくれました。終了後『今僕の持てる力の限界までやった』と言った彼の表情は展示前と終了後では全く別人のようでした。第2回の櫻井焙茶研究所、櫻井真也氏とは展示会までに1度の出会い。彼の店で一度お会いしただけでしたが、急なお願いにも関わらず即お返事頂き、茶会を開催することになりました。1席6名の瀬戸内海を借景に開催した見事な茶会でした。静かな波の音と程よい緊張感は忘れもしません。第3回目の井藤昌志さんとは御茶屋跡で1度お会いしたのみでしたが、その場で開催日時が決定するというこれも御茶屋跡の不思議なご縁でした。半ば強引だったかなと不安もありつつ開催されたラボラトリオ展は1月で約5000名近くの来場者が訪れました。これは井藤氏が日ごろ大切にお付き合いしている仲間の協力合ってのことと強く感じさせられました。こうして3度の企画を開催した御茶屋跡は2017年4月8日正式にお店としてオープンさせて頂くこととなりました。3年前まで廃墟だったこの屋敷は今どう思っているんだろ。なぜこのタイミングで彼女と出会うことになったんだろ。不思議なご縁によって新たな使命を与えられ、冒険心を持って旅が始まる。いつも誰を支えたいという気持ちは、いつも誰かに支えられていると気がつきました。


つづく。

by cg2006 | 2017-03-04 08:44
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